| 臨床症状 |
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1.青壮年に多い。
2.顔面、特に上口唇、鼻、頬、頭部、前額部、顎に好発する。
3.緩徐に発育する、境界明瞭で硬い単発性の皮内または皮下結節。 |
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| 病因 |
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エクリンおよびアポクリン汗腺の分泌部および汗管分化を示す良性腫瘍。アポクリン型が多く、エクリン型のものは少数で軟骨様汗管腫とも言う。 |
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| 病理所見 |
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1.表皮は正常
2.真皮内に境界明瞭な結節が存在する。結節は上皮性成分と間質成分で構成されている。
3.上皮性成分には、管状構造と筋上皮細胞の結節状増殖が見られる。
4.管状構造は、分泌部へ分化した場合は、内側の分泌細胞と外側の筋上皮細胞でできている。
汗管へ分化した場合は、内側のcuticular cellと外側のporoid cellでできている。
5.筋上皮細胞は、豊富なスリガラス状の好酸性の細胞質と偏在する核を有し、形質細胞様になることがある。
6.間質は線維性、粘液腫状、軟骨様そして硝子様である。
7.アポクリン型の場合、断頭分泌像が見られる。
8.エクリン型の場合、立方形の一層の上皮で被覆された小さな管状構造が軟骨様間質内に散在する。
免疫染色:内側の上皮細胞は、AE1/AE3, EMA, CEAが陽性になる。
外側の筋上皮細胞は、S-100とα-SMAが陽性になる。 |
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| 鑑別診断 |
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1.唾液腺の多形腺腫:組織像はほぼ同じ。発生部位が異なる。
2.汗腺腫:poroid cellとcuticular cellで構成される管状構造が見られる点は共通しているが、汗腺腫には筋上皮細胞の結節状増殖や間質の粘液腫状または軟骨様変化は認められない。 |