第8回インターネット皮膚病理診断検討会

抄録

演題番号 008

 

「臀部、前腕の多発性結節」
荻田あづさ(日本医科大学武蔵小杉病院皮膚科)

008

掲示板

6歳 女児
臨床診断:langerhans cell histiocytosis, Anaplastic large cell lymphoma, lymphomatoid papulosis
病歴:初診の約3週間前に左臀部に圧痛を伴う紅色結節が出現し徐々に増大、その後臀部に多発した。両側前腕にも結節が多発新生した。病変は4〜25mm大の境界明瞭で一部潰瘍化した結節で、発熱やリンパ節腫脹はない。レントゲン上骨病変なし。臀部より結節を全摘した。組織の抗酸菌・非定型抗酸菌PCRは陰性で、スポロトリコーシス培養も陰性。電顕ではlangerhans cell はあるが増加は軽度で、典型的なラケット状のバーベック顆粒はなく、バーベック顆粒の一部を確認した。手術後しばらくして、結節は縮小、新生を繰り返すようになった。

 

 

 

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