| 症例:29歳男性
病歴:初診の1週間前から右足に疼痛を伴う紅斑、四肢のの痂皮を伴う虫刺症様の皮疹が出現。翌日他院で抗生剤、NSAIDsが処方された。2日後、左下腿にも拡大し、3日後から38℃台の発熱が出現した。5日後の採血で、白血球13400、CRP10と高値であり、抗生剤を2日間点滴。発症1週間後も症状が持続するため紹介。左下腿、左膝に硬結をふれ、圧痛、熱感を伴う紅斑あり。右下腿に、周囲に発赤を伴う潰瘍が3カ所あり。四肢に虫刺症様の小痂皮を伴った丘疹が散在。咽頭痛、両頸部リンパ節腫脹あり。関節痛なし。体温 37.5度。CRP 4.66。CEZ点滴、NSAIDs内服し、入院2日後には36℃台に解熱したが、両下腿に硬結を伴う紅斑の新生があり、入院3日後には紅斑の中心部が紫色になり、血疱を形成、その後全て潰瘍化した。左下腿の硬結を伴う紅斑から生検。安静、外用のみで4ヵ月後に全て上皮化した。 |