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第2回インターネット皮膚病理診断検討会

抄録

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演題番号 012

 

「急速に増大した頬部腫瘍の一例」
松島智慧(神戸大学 皮膚科)

 

92歳女性
2007年夏頃より、右頬部に虫刺様の皮疹があり、放置していたところ徐々に増大、隆起してきた。2008年3月頃より同部から出血し始めたが病院受診を拒否、5月に数回の大量出血による著明な貧血を認めたため、5月8日近医より当科へ紹介受診となる。
初診時、右頬部に悪臭を伴うソフトボール大、ドーム状隆起した皮膚腫瘍を認めた。腫瘍表面は乳頭状に増生し壊死性で易出血性であった。腫瘍出血のためHbが2.8で全身状態が悪く、輸血などにて全身状態が改善後、6月18日に腫瘍を全摘切除した。術後問題無く経過したが10月頃より右下顎部に腫瘤が出現し、急速に増大してきたため転移と判断し11月12日に右顎下腫瘍切除、右頚部廓清術を施行した。腫瘤は病理学的に頬部腫瘍の顎下腺転移と考えられた。
6月18日全摘時の標本を提示する。

 

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