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第2回インターネット皮膚病理診断検討会

抄録

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演題番号 002

 

「9歳男児の脱毛斑」
高井利浩(兵庫県立がんセンター)

 

9歳男児。既往歴、家族歴:特記事項なし。現病歴:5歳時に後頭部に脱毛班が生じ、増大。6歳頃に現在の範囲になり、その後は大きな変化はないという。他院でステロイド等の外用治療受けるも改善しないため受診。現症:後頭部に比較的境界明瞭な40×23mm大の不整形脱毛班がある。紅斑や浸潤、硬結はなく、常色である。表面には軟毛もほぼ存在しない。切れ毛はみられず、感嘆符毛などの病的毛髪もない。抜毛テストで容易に抜ける毛もない。
病理組織学的所見:皮膚生検標本では、毛包の著明な減少があり、残存する毛包も萎縮あるいは幼若化を示す。真皮の膠原線維の増多は明らかでなく、むしろ真皮は軽度萎縮する。汗器官も残存している。炎症細胞浸潤はほとんど見られない。

 

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