| 62歳、女性。4年前に、特に誘因なく後頭部に脱毛斑が出現し、徐々に増大。他医でステロイド外用を行うも効果なく、当科を受診。初診時、後頭部に10×2.5cmの暗赤色小結節を伴う萎縮性脱毛斑を認めた。病理組織では表皮は萎縮し角質肥厚があり、表皮直下には毛細血管の拡張を認めた。真皮全層にわたり、エオジンに淡染した無構造物があった。炎症細胞はごくわずかであったが、真皮上層にはメラノファージを少数散見した。特殊染色では、真皮の無構造物はアルシアン青、コロイド鉄が陰性。真皮上層の毛細血管拡張部は第8因子関連抗原が陽性であった。 |